入管被収容者のための祈り


神様あなたを賛美します。あなたからいただいた数多くの恵のために感謝いたします。
入管に収容され、大きな強いストレスの中で、失望のどん底に落ち、
病気のために苦しみ、家族や友人からひきさかれている皆様をお守りください。
どうぞ主よ、このようなきびしい環境の中にいる皆さんに、
がんばる力と勇気と慰めをお与えください。アーメン (Fr.Michael.Coleman)

2014年7月23日水曜日

予定外でしたが、今日わたしは面会と差し入れのために行きました。
差し入れリストの差し上げ予定者がとても増えてきましたので、
それをすこしでも減らすために、わたしは10人ほど差し入れをしました。
そして、ある中国人が「面会したい」と手紙に書きましたので、
わたしは彼と面会しました。

かれは20年ほど日本に住んでいました。
かれはオーバースティでつかまり、品川から牛久の収容施設に収容されてまだ数ヶ月です。
かれは国に家族も友達も仕事もないので帰れないのです。
かれはなにかの法律問題で弁護士と相談しているところです。
しかし、わたしたちはそのような問題については対応できません。
わたしは彼にそのことを伝えました。
かれはほほえんでいました。

はなしはかわって、かれはこんな話をしました。
同じアジアの民族の人たちがどうしていがみ合うのだろうか?
わたしたち人間は皆、平和と繁栄を望んでいます。
そして、人間は皆よい心をもっていて、困っている人を助けます。
わたしたち一人ひとりのお互いの関係は、
国と国との政治的・歴史的関係で置き換えられません。
それはべつものです。

わたしたち一人ひとりは誰も傷つけようとしません。
皆良い心を持っています。

わたしは深く同意しました。
全くそのとおりです!

最後に、「被収容者のための祈り」をゆっくり唱えました。
彼はそれを神妙に聞いていました。
たがいに”がんばろう”といって面会を終了しました。
(Fran)

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