予定外でしたが、今日わたしは面会と差し入れのために行きました。
差し入れリストの差し上げ予定者がとても増えてきましたので、
それをすこしでも減らすために、わたしは10人ほど差し入れをしました。
そして、ある中国人が「面会したい」と手紙に書きましたので、
わたしは彼と面会しました。
かれは20年ほど日本に住んでいました。
かれはオーバースティでつかまり、品川から牛久の収容施設に収容されてまだ数ヶ月です。
かれは国に家族も友達も仕事もないので帰れないのです。
かれはなにかの法律問題で弁護士と相談しているところです。
しかし、わたしたちはそのような問題については対応できません。
わたしは彼にそのことを伝えました。
かれはほほえんでいました。
はなしはかわって、かれはこんな話をしました。
同じアジアの民族の人たちがどうしていがみ合うのだろうか?
わたしたち人間は皆、平和と繁栄を望んでいます。
そして、人間は皆よい心をもっていて、困っている人を助けます。
わたしたち一人ひとりのお互いの関係は、
国と国との政治的・歴史的関係で置き換えられません。
それはべつものです。
わたしたち一人ひとりは誰も傷つけようとしません。
皆良い心を持っています。
わたしは深く同意しました。
全くそのとおりです!
最後に、「被収容者のための祈り」をゆっくり唱えました。
彼はそれを神妙に聞いていました。
たがいに”がんばろう”といって面会を終了しました。
(Fran)
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