入管被収容者のための祈り


神様あなたを賛美します。あなたからいただいた数多くの恵のために感謝いたします。
入管に収容され、大きな強いストレスの中で、失望のどん底に落ち、
病気のために苦しみ、家族や友人からひきさかれている皆様をお守りください。
どうぞ主よ、このようなきびしい環境の中にいる皆さんに、
がんばる力と勇気と慰めをお与えください。アーメン (Fr.Michael.Coleman)

2014年4月30日水曜日

昨日は休みだったので、
今日はおよそ12人分の差し入れだけをしました。
駐車場は各地から来た車でいっぱいでした。
おそらく家族面会者と思います。

受付ロビーに入るとU会のご婦人たちがいました。
そして、韓国人のK氏とペルー人のG女子もいました。
K氏はコンピュータやスマートホンにとても詳しい人です。
わたしたちはG女子の読みにくい意味不明なカタカナ文字の手紙にはなやまされました。
かれらは仮放免されてからU会の手伝いをしているようです。
かれらは元気そうでした。

面会者が順番に面会室に呼ばれたあと、
わたしたちは次の面会まで30分以上待たされます。
差し上げだけの場合は、受付番号を取らずに窓口に行きます。
窓口はかれらの空いている時間に差し入れを受け付けます。
新しい面会者が来ると、差し入れは中断されます。
大家族のばあいは、わたしは30分以上待たされたことがあります。
今日は運よく1回で完了しました。

わたしは不思議に思います。なぜなら、
かれらは面会受付の場合はチェックがとてもきびしく時間もかけますが、
差し入れだけの場合はとてもスムーズなことです。
どうしてでしょうか? (K.K)

2014年4月24日木曜日

今日は電車とバスで牛久収容施設に行きました。

まず、常磐線JR牛久駅東口に出ると、バス停①が目の前にあります。
そこの時刻表の下にメッセージがあります。
「入国管理事務所へおいでの方は牛久淨苑(大仏)行きの農芸学院でお降りください」
バスは1日5往復だけです。
牛久駅東口⇒農芸学院  9:55、11:35、12:55、13:50、15:20
農芸学院⇒牛久駅東口 10:28、13:08、13:53、14:43、16:18
バス代片道¥480(25分ほど)
そこから林の中を7~8分ほど歩いて、やっとたどりつきました。

受付番号は13番でした。

わたしはベトナム人のT氏に面会しました。
かれはオーバースティでつかまり牛久収容所に長期収容されています。
最近かれの奥さんもオーバースティでつかまり、
東京(品川)入国管理に収容されています。
そして、かれらのおさない子供たちは保護施設にあずけられています。
かれらは離れ離れです。
なんとつらいことか!

かれらのために祈ってください。
イエズス・マリア助けてください!

面会時間の30分はあっという間に過ぎてしまい、
わたしたちは別れました。 (K.K)

2014年4月15日火曜日

私たちは朝8時前に受付ロビーにつきました。
もうそこにはB派のクリスチャンボランティアが3人ほど来ていました。
かれらはとても熱心に活動しております。

しばらくすると、
S会のご夫婦が桃のようなピンクの赤ちゃんをかかえて来ました。
ちょうどわたしは見ていませんでしたが、
マイケル神父はうれしそうに話してくれました。
かれらの夫がロビーの中で赤ちゃんのおむつを取り替えました。
素晴らしいと思いました。

バングラデッシュ人のMD氏とブラジル人A氏に会いました。

MD氏はだいじそうにある宗教の本をかかえていました。
その中にはいろいろな注釈が書き込まれていました。
かれは少し批判的でした。
しかし、かれはそれがばれるとあぶないとも言っていました。

わたしとA氏はかれのおもしろい話を熱心に聞きました。
いつのまにか面会時間が終わりました。
MD氏は別れる前に
「話が出来てとてもうれしかった
そして気持ちもすっきりしました。」と言いました。 (K.K)

2014年4月8日火曜日

今日、マイケル神父と男性2名と婦人2名で、
わたしたちは面会と差し上げをしました。

わたしたちは比較的にスムーズに面会できましたが、
そのあと家族の面会者がおおぜい来たので、
わたしたちの次に来た支援グループの人はだいぶ待たされました。

わたしが会ったのは若いスリランカ人でカトリック教徒のP氏と、
そして若い中国人のT氏でした。

T氏は聖書を持っていました。
かれは今熱心に聖書を読んでいると言っていました。
「私はもっと若いときに神様の言葉に出会えたらよかった」、と、
かれは悔しい気持ちを話しました。
「そんなことはない、今からでも遅くない」とP氏とわたしはなだめました。
そしてP氏は話しました、
「大事なことは、赦すことと困っている人を助けることだ」と。

最後に、わたしたちは”被収容者のための祈り”を祈ってから
面会を終了しました。

桜も咲いていて天気も良いので、
わたしたちは外であたたかい缶コーヒーを飲みました。 (K.K)

2014年4月1日火曜日

今日、マイケル神父と2名の婦人と私で、
入管牛久収容所に面会と差しあげに行ってきました。
家族の方の面会者はおりませんでした。

そして受付ロビー内の壁には、
続けて死亡した2名の被収容者についての掲示がありました。
ここで彼らの若いいのちが絶えてしまったことを非常に残念に思います。
こころからご冥福をお祈りいたします。

支援団体の人たちがあわただしく動いておりましたが、
比較的に早く差し入れを終えることが出来ました。

若いフィリッピン人とブラジル人に面会しました。
私はここの医療制度に大きな問題があると思います。
彼は腕にそうとうひどい湿疹があるのに、
2ヶ月たってもまだ診てもらえないと言っていました。
私はいつも彼らに「健康にだけは十分に気をつけて」といっております。
病気になったらますます悪くなるばかりです。
これから先の人生がだめになってしまいます。

お大事に (K.K)