入管被収容者のための祈り


神様あなたを賛美します。あなたからいただいた数多くの恵のために感謝いたします。
入管に収容され、大きな強いストレスの中で、失望のどん底に落ち、
病気のために苦しみ、家族や友人からひきさかれている皆様をお守りください。
どうぞ主よ、このようなきびしい環境の中にいる皆さんに、
がんばる力と勇気と慰めをお与えください。アーメン (Fr.Michael.Coleman)

2014年3月24日月曜日

明日3月25日(火)にはマイケル神父と2人の婦人が面会と差しあげをする予定です。
わたしはあいにく行けませんが、差し入れの準備はしました。

最近被収容者が増えてきており、
毎週届く手紙の中には、1通に10名ほどの要望リストが書いてあるものもあります。
把握できている200名ほどの被収容者の要望リストを整理し、
なるべく等間隔で差し入れをするために苦労しております。

差し入れ品のなかでも人気のある洗濯洗剤は大きくて重いので、
10人分ぐらい用意するととても大きな荷物になります。
わたしたちは「毎週火曜日にはサンタクロースだね」と
笑いながら一生懸命にそれを受付ロビーまで運びます。

受付の係員も心配そうで、どのくらいの差し入れがあるのか聞きに来ます。
彼らにとっても手のかかる大変な作業となります。
明日もよろしくお願いいたします。(K.K)

2014年3月11日火曜日

3月11日(火)、マイケル神父と私と2名の婦人で
牛久収容施設に面会と差し入れに行ってきました。
今日は混雑しておらず、差し入れも比較的にスムーズにできました。

私は若いブラジル人の被収容者に会いました。
かれは9歳のころ日本に来て、高等学校を中退し、
何かのもめごとで刑務所に服役し、
その後入管収容施設に約1年ほど拘束されております。

このまま日本で収容生活を続けても夢も希望もないので、
近々にブラジルに帰って、身についた日本語を活用して、
日本人観光客の現地ガイドなどして暮らしたいと言っておりました。

最後に私のFaceBook名称を教えました。
帰国したらインターネットなどしたいと言っておりました。
God Bless You!(K.K)

2014年3月10日月曜日

いまわたしたちは大きな問題をかかえております。
支援している仮放免者たちのなかに、スリランカ人のご家族がおります。
かれらはご夫婦と3人の子どもたちです。

教会のご婦人たちがお金を出し合って、
食料品(米、肉、魚、野菜など)をさしあげており、
また卵や、毎週パンを寄付してくださる方もおりますが、
そのほかはマイケル神父が全面的に支援しております。

そのなかでも、家賃、光熱費はもちろんのこと、
父親の喘息や子供の骨の病気のための治療費(健康保険なし)、
公立小学校には就学できないので、私立小学校の学費、
仮放免再申請で東京(品川)入国管理事務所へ出頭するための交通費など、
その他際限がありません。

そのような財政的困難さの中で、
わたしたちは、かれらたちとともに生き、
かれらがいるあいだは支援しつづけていこうと思い、
「牛久の友の会」を設立いたしましたので、
みなさまのご支援(ご寄付)をよろしくお願いいたします。(K.K)

2014年3月5日水曜日

被収容者から生活用品の差し入れ依頼の手紙が来ます。
男女合計で毎週20人ぐらいに差し入れしております。


<トップ10>
1位:プリペイド国際テレホンカード 
2位:洗濯洗剤           
3位:歯磨きペースト        
4位:歯ブラシ           
5位:石けん            
6位:ボディソープ         
7位:シャンプー          
8位:切手             
9位:手紙セット          
10位:服(下着)         

季節によっても変化しますが、
冬はセーターやジャケットの依頼が多いです。
わずかな運動の時間で使うひもなし運動靴や、
聖書・ロザリオ・十字架、英日辞書などもあります。
これらのものをなるべく安く購入するためにあちこちさがし、
毎週準備に追われております。(K.K)

3月4日(火)、マイケル神父と私と2名の婦人で
牛久収容施設に面会と差し入れにいってまいりました。
最近は1年以上の長期収容者が増えてきております。
トルコ(クルド)人たちが多く記載されておりました。

はじめは受付ロビーには面会者がほとんどいませんでしたが、しばらくすると、
トルコ人のご家族が赤ちゃんや子供を連れて大勢入ってきました。
そのために、一つしかない受付窓口は、面会受付優先のため、
「差し入れ」はだいぶ待たされ、なおかつ中断されて、
8時から12時までかかってしましたした。

面会は、同一ブロックで2名までと制限されている中で、
私達は被収容者の健康状態や近況または、必要な生活用品を聞き、
それからともに祈り、別れを惜しみつつ面会室を引き上げました。

かれらは、外の見えない部屋の中に拘束され大きなストレスをかかえております。
睡眠薬をもらっているが、なかなか眠れないときがあると言っておりました。
また、病気にならないように気をつけているとも言っておりました。

重篤な病気になった被収容者は入院させられることなく、
仮放免され放り出されております。
なにか疑問を感じざるを得ません。(K.K)

2014年3月2日日曜日

すでにご存知のように、オーバースティの外国人は、
牛久にある東日本入国管理センターに収容されております。

かれら被収容者は多くの問題をかかえております。
貧困又は迫害などのため帰国することができません。
生活用品などはどうしても必要なものですが、
着ている着物以外ほとんど何も持っていません。
そして、テレホンカードを買うお金もないので、
家族や友人に連絡するすべもありません。
強制送還の不安や拘束された居室によるストレスで、
多くの被収容者がさまざまな病気をかかえております。

わたしたちは毎週訪問し、かれらをなぐさめ、はげまし、
かれらの諸問題の解決のためにアドバイスをします。
そして、かれらに必要な生活用品をさし上げ、
かれらといっしょにお祈りをいたします。

もし、かれらが仮放免されたばあいには、
かれらが仕事をすることはゆるされていないので、
支援を求めてきたら、できるだけサポートしております。

このような大切な活動を続けるために、
皆様のあたたかいご支援とお祈りが必要となります。
そのために、わたしたちは「牛久の友の会」を設立いたしました。
会員一人ひとりから、年間一口5000円、
もしくはそれ以上をお願いしております。
そのために常陽銀行に口座を作りましたので、
さしつかえなければ、毎年四旬節の時期に、
会費のお願いの手紙を送らせていただきます。

貧しい人、ホームレス、困っているひとたちを、
非常に愛してくださった主は、
あなたに特別ないつくしみとめぐみを
お与えくださることを
お祈りいたします。(Fr.M.C)