おねがい
牛久の友の会代表
マイケル・コールマン神父より
何年も前から、外国の方々は自分の国での貧困または政治的な迫害などの問題で難民として手続きをするために日本に来ました。かれらは成田に着き難民申請をしても認められず、入国管理センターに収容されました。そのあいだに、何人かは自国に強制送還され、残っている人たちは、3・4・5年またはそれ以上、長期収容されてから仮放免が認められました。
かれらは保証人・保証金・住居の確保とともに、仮放免の条件として仕事をしないことを承諾させられ署名しなければなりません。仮放免される人(*)たちの中には、多くの病気にかかっている人たちもいます。もちろん、かれらには生活費・家賃・医療費などの問題があります。そして家族を持っている人たちはもっと大変です。
現在、東日本入国管理センター(牛久入管)に収容されている人たちは減少して20人ほどとなっています。そして、仮放免されて出ている外国人たちの生活はとても深刻な問題です。
わたしたちは今までの「牛久の友の会」のための関心と励ましのために感謝すると同時に、また、皆様のあたたかいご支援とご協力をこれからもよろしくお願いいたします。
(*) 補足説明:被仮放免者(仮放免された人)
かれらは「在留資格なし」・「就労の禁止」・「健康保険適用外」にしばられ非常に苦しい困難な生活をしています。仮放免許可申請が認められるためには、保証人・保証金・住所が確保され、法務省によって認可されている必要があります。ほとんどの保証人は手続き上の便宜をはかるだけで、被仮放免者が生きていくための本当に必要な生活支援はしていません。
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