入管被収容者のための祈り


神様あなたを賛美します。あなたからいただいた数多くの恵のために感謝いたします。
入管に収容され、大きな強いストレスの中で、失望のどん底に落ち、
病気のために苦しみ、家族や友人からひきさかれている皆様をお守りください。
どうぞ主よ、このようなきびしい環境の中にいる皆さんに、
がんばる力と勇気と慰めをお与えください。アーメン (Fr.Michael.Coleman)

2014年9月21日日曜日

ありがとうございます。

さいたま教区の大田原・烏山・那須教会を司牧しておられるF神父から
昨日、洗濯洗剤(20個入り5箱)をいただきました。

この洗濯洗剤は被収容者にはとても必要です。
施設内では洗濯機と水は無料です。
しかし、かれらはお金をもっていないので洗剤を買えません。
ときどきかれらは水だけで洗濯します。
それらは脂肪のよごれが落ちないのですっきりしないですね。

さっそく使わせていただきます。
(Fran)

2014年9月16日火曜日

マイケル神父とわたしたち(いつものメンバー)は面会と差し入れをしました。
わたしたちの受付番号は「4」番から「7」番でした。

私たちの前にはA氏とE婦人が先に来ていました。
かれらはとても熱心なクリスチャンです。
また、かれらは関連支援団体に属しています。
かれらは仮放免申請のために保証人となり、保証金を用意します。
わたしたちはいつも感心しています。

マイケル神父は2人のフィリッピン人と面会しました。
かれらは離婚していて小さな子どもたちと離れ離れです。
かれらは子どもの将来を見守るために日本に留まっています。
子どもたちが自分の犯した過ちをしないように願っています。

ところで、話しは変わります。
牛久収容施設の中ではマイケル神父の名前は有名です。
しかし顔を知らない被収容者も大勢いますので、
ためしに顔写真付のカードを作りました。
そしたら女性被収容者たちから大きな反響がありました。

さっそくカードを作ります。
(Fran)

2014年9月15日月曜日

三位一体の聖体宣教女会のシスター様
水戸教会のサントニーニョ様
那珂教会の皆様
ご支援ありがとうございます。

テレホンカード、洗剤、タオル、
そして、男性服と女性服や日用品などをいただきました。
これらは被収容者たちにとって必要不可欠なものです。
かれらはすりきれてぼろぼろな服でも替えがなければそのまま着ています。

明日、わたしたちは牛久収容施設に面会と差し入れに行きますので、
そのときに使わせていただきます。

今後ともよろしくお願いいたします。
(Fran)

2014年9月9日火曜日

マイケル神父とわたしは
いつもの通りに朝早く7時ごろ土浦教会を出発しました。
わたしたちは牛久収容施設の受付ロビーで二人のご婦人たちと合流します。

到着早々に、わたしたちは面会申請書の確認をしたり、
差し入れ申請書の差し入れリストを確認します。
そして、わたしたちはそこで「入管被収容者のための祈り」をささげます。

マイケル神父はフィリッピン人とスリランカ人の2名と面会しました。
彼らはストレス解消のためにはげしい運動(サッカー)をします。
そのために、彼らにはどうしても運動靴が必要です。
地面はコンクリートなのではだしでの運動は危険です。
短い運動時間(1日に1回45分、移動や着替えも含めて)のなかで、
彼らは一生懸命に自分の健康のためにがんばっています。

マイケル神父は格安の運動靴を調達しています。
今度、彼らに運動靴を差し入れする予定です。

わたしはネパール人とパキスタン人の2名と面会しました。
ネパール人のB氏は背骨の病気をかかえています。
彼はいつも痛みとともにいます。

ここでかれは満足に治療してもらえません。
入管牛久収容所では以前から大きな医療問題があります。
わたしはまったく改善していないと思います。

どうかかれらが総合病院で治療できますように。
(Fran)

2014年9月8日月曜日

みなさま、ありがとうございます。

わたしたちは3月2日(日)にブログを開設してから”39”の投稿をいたしました。
いままでに”3000”を超える閲覧がありました。
わたしたちはみなさまのお心に感謝いたします。

また、わたしたちは仮放免者の生活支援もしております。
それは現在とても困難な状況の中にあります。
みなさまのあたたかいご支援をお願い申し上げます。

よろしくお願いいたします。
(Fran)

2014年8月31日日曜日

今日、マイケル神父様はアイルランドから成田に到着しました。
神父様はとても元気ですので、皆様ご安心ください。

神父様は今週は公務などでとても忙しいようです。
そして、かれは5日の初金曜日のミサで皆様に会えることを楽しみにしています。
(Fran)

2014年8月22日金曜日

21日(木)、
わたしは2人のフィリッピン人と面会しました。
かれらはとても紳士的な人たちでした。

かれらは日本に奥さんと幼い子どもがいるので、
かれらは家族を置いて国に帰ることはできないようです。
かれらは静かにここでの生活に耐えています。

かれらの一人が話しました。
「わたしは神様がとてもやさしく慈しみ深いことを知っています。
神様がいなかったら、わたしは今ここで生きていないと思う。
聖書の言葉にわたしたちは救われています。」

かれは目が悪い(老眼?)ので、
かれはできれば活字の大きな英語の聖書がほしいと言いました。
わたしはそれを何とか捜して差し入れしたいと思います。

わたしは面会を終了してロビーに出ました。
ロビーにはR神父達がいました。
また、そこにはとてもたくさんの差し入れの袋がありました。

わたしたちはいろいろな話をしました。
わたしたちは収容施設内の食堂で600円のランチ(ビュッフェスタイル)を共にしました。
食堂にしても、売店にしても、わたしはここでは値段が高いように思いました。
(Fran)

2014年8月13日水曜日

昨日、
はじめ、わたしは笑顔の素晴らしいタンザニア人のS氏と面会しました。
彼には家族も友人もいないので、だれも面会に来ません。
彼はボロボロのTシャツを着ていました。
そして、いろいろな生活用品もないので、
わたしはなるべく早く差し入れをするつもりです。

彼はいつも聖書を持ち歩いています。
彼はとても小さな字の聖書を得意そうにひろげて、
ニコニコしながらわたしに聖句の説明をしてくれました。
わたしもニコニコしながら聞きました。

それは、とても楽しい時間でした。
ありがとう。

つぎに、わたしはペルー人のD氏と面会しました。
以前の彼は肩がぶつかっただけでも喧嘩をしました。
しかし、彼はここに収容され、はじめて聖書をまじめに読んでいくうちに、
今までの彼自身の生活を後悔して悔い改めました。

今、彼は新しい明るい気持ちで生きています。
彼は神様のすばらしさを皆に伝えたいのです。

彼はある疾病のためにひどく苦しんでいます。
彼はいつも痛み止めを服用しています。
それが体に悪いことも知っていますが、どうしようもありません。
彼は、早く仮放免されれば、病院で手術を受けたいと言っていました。

彼の病気が早く治りますように。
(Fran)

2014年8月5日火曜日

今日も予定外でしたが、
わたしは20人の被収容者に差し入れをしました。

最近は、トルコ国籍のクルド人たちが増えてきています。
かれらは仲間同士のつながりがとても強いです。
かれらは差し入れの手紙の中に同じクルド人たちのリストをたくさん書き込んでいます。

わたしはモロッコ人のL氏と会いました。
もうひとりは都合により来ませんでした。

かれは自分の身の上話を話しました。
かれは日本人の奥さんと結婚して子どももいますが、
いまは離婚して離れ離れです。
子どもと会えないのがとても辛いようです。

そのあと、かれは話を続けました。

人間は体も心もとても弱いものです。
だから、わたしたちは神様にすべてを任せるしかない。
わたしたちはここの収容施設でとても辛く苦しい生活をしている。
わたしたちは”がんばって!”といわれても何のために頑張るのでしょうか。
この中では目的も何もない!

だんだん話をしていくうちに、
彼の顔つきが明るくなりました。
今朝、かれの体温は38度ほどでしたので、
最初はつらそうでした。

さいごに、かれはこう言いました。

今日、神様とわたしとあなたとの間で交わされた”よいことば”は
わたしたちを元気付けてくれる。
(Fran)