今日も予定外でしたが、
わたしは20人の被収容者に差し入れをしました。
最近は、トルコ国籍のクルド人たちが増えてきています。
かれらは仲間同士のつながりがとても強いです。
かれらは差し入れの手紙の中に同じクルド人たちのリストをたくさん書き込んでいます。
わたしはモロッコ人のL氏と会いました。
もうひとりは都合により来ませんでした。
かれは自分の身の上話を話しました。
かれは日本人の奥さんと結婚して子どももいますが、
いまは離婚して離れ離れです。
子どもと会えないのがとても辛いようです。
そのあと、かれは話を続けました。
人間は体も心もとても弱いものです。
だから、わたしたちは神様にすべてを任せるしかない。
わたしたちはここの収容施設でとても辛く苦しい生活をしている。
わたしたちは”がんばって!”といわれても何のために頑張るのでしょうか。
この中では目的も何もない!
だんだん話をしていくうちに、
彼の顔つきが明るくなりました。
今朝、かれの体温は38度ほどでしたので、
最初はつらそうでした。
さいごに、かれはこう言いました。
今日、神様とわたしとあなたとの間で交わされた”よいことば”は
わたしたちを元気付けてくれる。
(Fran)
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