親愛なるFさんへ。
洋服・靴・カバンなどいつもありがとうございます。
神父マイケルあての手紙を紹介します。
「先日はご丁寧なお電話をいただき恐縮に存じます。
毎日のご活動に畏敬の念でございます。
ご神父と同じ年齢に拘らず、現在の私自身を思うと、
体調を崩していることもあり情けなく思っております。
心だけは、人生後期は社会のため弱者に手を差し伸べる心情は
持っていると思っております。
私も戦争で家財全てを失い、住むところもなく、
着るもの、食べるもの、お金にも、不幸にも昭和十六年
父も失い、人には語れない辛酸をなめました。
少しでもお役に立てばと思い、大きなことは出来ませんが、
品物で恐縮ですが皆様が喜んで頂ければ幸いでございます。
末筆ながら、ご神父様、スタッフ皆様のご健勝とご活動を
心より御祈念申し上げます。」
(Fran)
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